うるぎ米

 きれいな水とおいしい空気、そして朝晩の寒暖差により、うるぎ米は村の自慢です。売木村はお米づくりが盛んで、もみ蒔きから田植え、水の管理、草取り、草刈り等いろいろな世話をしながら半年もの歳月をかけて育てていきます。 

その中でも昔ながらの手法で、仕上げをハザにかけ自然乾燥させる「はざかけ米」はさらに一味違います。太陽の恵みをいっぱい受けたお米は甘みをぐんと増すのです。売木村の特産品「はざかけ米」のハザ掛け作業は、9月末~10月上旬にかけて最盛期を迎えます。売木村では高いところでは7段ものハザを作る農家もありましたが、最近でははざかけをする農家が減少しており、希少なお米となりつつあります。

道の駅南信州うるぎ(うるぎふるさと館)にて、10月中旬頃からうるぎ米の新米が登場します。「はざかけ米」は一番遅い新米として11月以降から登場しますが、好評であっという間に完売します。