村長の部屋

村長の部屋 令和5年3月


3月1日

竜峡会総会が長野市で開催され、来賓として出席しました。竜峡会は長野県庁等に勤務する飯田下伊那地域出身の県職員の組織です。飯田下伊那の首長、地元出身の県会議員の皆さんが来賓として出席します。残念ながら、売木村出身の県職員は現在いませんが、飯田下伊那出身の皆さんと親しくお話ができました。


3月2日

長野市を早朝に出発して、根羽村、平谷村の村長と総務課長と特定地域づくり協同組合設立に向けて、福島県の奥会津に視察に出かけました。長野県境から新潟県、福島県奥会津は雪降りです。上信越自動車道~北陸自動車道~磐越自動車を通って、三島町の協同組合事務局に着いたのは午後1時でした。今年は雪が少ないと言われていますが、道路以外はすごい積雪です。普段は5メートル位になるようです。

特定地域づくり協同組合は、三島町、柳津町、昭和村の3町村で立ち上げました。三島町の協同組合事務所で、立ち上げまでの課題と事業開始後の課題等を伺いました。立ち上げに当たっては地域おこしに熱い思いをもって、真剣に取り組まれている建設会社の社長さんが、自治体を動かして始まったようです。

続いて柳津町を訪問し、町長にもお会いできました。担当者から共同設立で注意されたこと課題等について伺いました。民間主導で始まり、あとから行政が動き始めたそうです。今夜は柳津温泉に宿泊です。


3月3日

朝9時に三島町役場に伺い、町長にお会いしました。担当した職員の方から、設立に向けて、立ち上げまでの事務的な事、組合員の確保、年間を通しての仕事確保の見通し等をお聞きしました。視察が終わり午前11時に帰路につきました。


3月5日

私の集落の祭りである山の講が行われました。昨年は残雪とコロナ禍で、参道の入り口の鳥居のところでお祭りをしましたが、今年は集落を見下ろす山の峰に祀ってある祠まで上がることができ、お祭りをしました。


3月6日

うるぎhalo-岡田屋-で高齢者見守り・健康増進サービス実証実験のモニター募集の説明会がありました。大変お世話になっている株式会社都市テクノの協力によるものです。奈良県立医大のまちづくり研究所教授の梅田先生から説明があり、一人暮らしのお宅に電力メーターの数値を記録するセンサーを設置して、その情報は遠方にいる家族がスマートホンで確認でき、見守りができます。今後、モニターを募集して実証実験を行います。


3月9日

令和5年度第一回売木村議会定例会が開会しました。挨拶で、令和5年度の私が目指す村づくりの所信を述べさせていただきました。


3月10日

売木村のガソリンスタンドの視察に、四国のJA全農、JA松山の皆さんがみえました。うるぎhalo-岡田屋-で、村に地上型ガソリンスタンドができた経緯についてお話をしました。


3月15日

議会最終日でした。提案させていただいた令和5年度予算など、重要案件をご審議いただき決定いただきました。その後、民事再生法の適用で休止している茶臼山ゴルフ倶楽部の状況を議会の皆さんと視察しました。


3月16日

売木中学校、売木小学校の卒業式が行われました。中学校は4名、小学校は6名の卒業生を送り出しました。


3月17日

下伊那郡町村会と広域連合会議が飯田市でありました。広域連合会議では、ご当地ナンバーについての協議もありました。14市町村の同意がされたことで、長野県知事宛に地方版図柄入りナンバープレート導入申込書が提出されることになります。


3月18日

阿智の里ひるがみで、阿智村、下條村、松川町が足掛け3年に亘って職員研修講座と住民研修講座を実施されてきました。その成果発表会がありましたので参加させていただきました。他地域を参考にしながらも、模倣ではなく自身で考えることが大事と、100年以上続く良い地域を目指し検討を重ねた成果の発表がありました。


3月24日

売木村保育園の卒園式が行われました。園児さん5名が卒園を迎えました。ここ10年内で売木村に移住され、ご結婚、出産をされた皆さんのお子さんたちです。平成29年3月には、農業生産法人ネットワークうるぎ主催で、合同で「結婚、出産祝いの会」が行われたことが思い出されます。


3月28日

株式会社ミダックホールディングス、一般社団法人里の家、一般社団法人木の芽と売木村で、アテビ平小鳥の森環境・生物多様性保全協議会設立総会が行われた後、議事録に署名して協議会が設立できました。

アテビ平小鳥の森に皆で出かけ、場所を見ながら、植生、動物の生態、景観、人との関わり、環境教育など今後の事業推進について構想を語り合いました。


3月31日

年度納めの式でした。長年にわたり職員として、最後は総務課長として7年間重責を担っていただいた方、保育士として6年間、県から交流職員として1年間、長短ありますが頑張っていただいた皆さんが退職、また異動されます。