村長の部屋

7月 「今年も甘いとうもろこしができました」

コロナ渦が続き、厳しい状況ですが、とうもろこしはすくすく成長。今年も甘いとうもろこしが育ちました。


7月1日

お忙しい中、衆議院議員宮下一郎先生が来村されました。新型コロナウィルス感染症による村づくりへの影響、ワクチン接種の状況など、進めてきた村づくりができない苦しい胸の内をお話しました。地方の声を一つ一つ拾い上げ、国へ届けてくれていることに感謝です。


7月3日

昨日までは大雨が降り続き、災害が心配されておりましたが、雨もやみ、岩倉集落の草刈りができました。地域の皆さんが村道沿い、国道沿いの草刈りに汗を流しました。道路沿いの見通しが良くなり子供たちの通学も安心です。

午後は飯田市のエスバードで、南信州民族芸能フォーラムが開催されました。南信州地域の誇るべき民族芸能の保存、継承を目的としてフォーラムが開催されました。講師の国学院大学教授小川直之先生から、風流踊として「新野の盆踊り」「和合の念仏踊り」がユネスコ無形文化遺産として登録を目指しており、ユネスコ無形文化遺産とは何かについて、概要と意義について話をお聞きしました。


7月5日

浜松市の株式会社ミダックと包括連携協定調印式を行いました。役員の方と親交がある中で、村から企業版ふるさと納税のお願いに行き、多額の納税をしていただきました。これを機会に包括連携協定の話が持ち上がり、協定の運びとなりました。SDGsを積極的に進めるミダックさんと連携を図る中で、自然環境の良い売木村の持続可能な村づくりに一緒に活動していきたいと思います。


7月8日

村の工事等にご協力いただいている建設業者、村民ボランティア、議会議員、協力隊,集落支援員、建設事務所、役場職員等、大勢の皆さんのご協力をいただき、朝から国道、県道、観光施設沿いの草刈りをしていただきました。作業が始まる頃は降っていなかった雨が、1時間もすると強い雨になり、皆さんびしょ濡れになりながらも、予定の半日頑張ってくれました。沿道がサッパリして、通行・通学に見通しも良くなりました。

4月29日から始まった愛知東邦大学地域振興論。売木村寄附講座は、毎週木曜日に行われておりますが、残すところ3回となりました。今までに10名の村関係者が講義をしてくれました。今回は「地域のマスコミ」という題で、売木村も大変お世話になっている南信州新聞社の記者さんがzoomで話をしてくれました。地域新聞は村の情報発信には大切な存在です。私からも情報を提供させていただいております。

売木村に2泊3日で合宿にみえたアミノサウルス、HISのランナーの皆さん。今朝は農業体験で畑にエゴマを植えてくれており、合宿のお礼に伺いました。走るのも早いが、苗を植えるのも早く、農家の皆さんが苗を準備するのにあおられておりました。合宿と農業体験の組み合わせも今後普及すると農家は嬉しいですね!


7月11日

日曜日、10時頃の岩倉ダムキャンプ場です。帰り支度をしているキャンパーの皆さんもちらほら見えますが、まだまだ蜜状態のキャンプ場です。週末のキャンプ場は凄いにぎわいです。


7月12日

下伊那南部地区飯田富山佐久間線整備期成同盟会では、急峻な地形に阻まれ、整備・改良が遅れている路線の改良、整備を少しでも早く進めていただきたく、長野県建設部、長野県議会へお願いをしました。地元選出の県議会議員の皆さんも同席いただき、ご助言をしていただきました。


7月16日

衆議院議員宮下一郎先生の飯伊事務所を、南部5町村長で訪問して、国県道の景観伐採に関する要望を行いました。懇談では各町村が抱える課題についてお話をして、先生からは丁寧なお答えを頂きました。私からは高齢化とともに農地の荒廃が山沿いから進んでいる為、若い農業者の育成についてお願いしました。


7月19日

阿南病院運営懇談会が阿南病院で開催されました。地域の中核病院として、大事な病院の運営について意見交換がされました。売木村は4月から診療所医師が不在となり、阿南病院院長に診療所管理者になっていただき、週一回の診療をお願いしております。今後はリモート診療体制も整備していただけるよう進めていただいております。


7月22日~24日

コロナ禍でありますが、連休となり、ランナーの皆さんの合宿等、久しぶりに村は賑わっております。私はひたすら草刈りに専念しております。


7月26日

売木中学校2年生の松村寛太君が、長野県中学校総合体育大会の相撲個人の部・中量級で見事優勝して、8月5日に富山県で開催される北信越大会に出場することになり、報告に来てくれました。2年前のわんぱく相撲で全国大会出場の経験を活かして頑張ってほしいと激励しました。


7月27日

長野県町村会政務調査総務文教部会が木曽郡大桑村で開催されました。会議では、国、県への要望事項の部会案を決定しました。

会議終了後は大桑村村内を視察しました。大桑村は、大正の時代に福沢桃介氏により発電所が作られ、現在は7つの発電所、ダムが2カ所と発電の村です。

視察ではインスタグラム等で人気のスポット阿寺渓谷の阿寺ブルーと言われる川の流れに癒されました。村の単独事業で木曽川にかけられている橋梁工事現場、新庁舎建設現場も見させていただきました。

愛知東邦大学地域振興論授業「売木村寄附講座」は4月29日から週一回行われておりました。最初の2回は対面授業で行われましたが、3回目からはコロナ対策のため、リモート授業となりました。村関係者12名が講師として授業をさせていただきました。学生さんも、いやがうえにも売木村の事は覚えていただいたのではないかと思います。講義についてのレポートも沢山いただきました。小さな村の村づくりに関心を持っていただけたなら幸いです。