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特集記事

Iターン者が語る売木村流楽しい生活

子どもたちの顔が見える幸せ

長女のことさん、次女のさくらさん、長男の良智くんはそろって売木村が好き。妻の智子さんは、うるぎハーブの会に家族とともに参加して村の元気作りに一役買っている

夫婦そろって自然が好きで、スキーやキャンプにでかけるついでにあちこち移住先を探していたんですよ。一番大きな決断理由は子ども。ぼくはサービス業に勤めてたんですが、休日出勤や残業ばかりで娘たちと顔を合わせる時間もない。でも林業なら残業はないでしょう?

農業も検討しましたが、森林組合に入れば初期投資も抑えられるし当座の日当も出ますから。慣れない力仕事でしたけど、勢いで決断しました。

山に暮らしてみると、今度は畑仕事がしてみたくなったんです。そこで、仕事現場にも近い売木村の役場に問い合わせてみましたが、なかなか空家はなくて。そんなとき、お米を買わせてもらったり、妻がアルバイトをさせてもらったりしていたとんび農園さんが空き家を仲介してくれたんです。イベントに参加したりお店の常連になったりすることは、Iターン実現の大きなチャンスになると思いますね。

都会にいたころと比べ年収はほぼ半減、自動車代や林業の道具代などもばかになりません。でも贅沢しなければやっていけるし、畑ではトマトやかぼちゃ、大豆、小豆などに挑戦しています。わが家の近所では、90歳を超えるお年寄りたちが元気に畑仕事しています。うちでも「山坂達者」を信念に、3人の子どもたちには片道3.3kmの通学路を歩かせてます。学校は温かいし、村の人たちに育ててもらっていると実感しますね。

子どもを一人歩きさせることや児童生徒の数が少ないこと、高校通学をどうするかなど不安な面もありますが、トータルでいまの暮らしは理想に近づいていると感じています。

プロフィール

昭和44年生まれ。愛知県安城市から富山村(現豊根村)を経て、平成18年に売木村岩倉へ築80年の民家を借りて移住。豊根村森林組合に勤め、妻の智子さん(昭和43年生まれ)とともに3人の子どもを育てている。

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信州の南の端。峠に囲まれた小さな山里、うるぎ村。