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売木村の山村留学ブログ

5月4日

人力田起こしをして5日後の5月4日(月)の午後、代かきをすることに。お昼ごはんを食べてからミーティングをし、お風呂の準備してから、全員で田んぼへ移動。学園生たちは汚れても構わない服を着るよう言われ、支度していましたが、足元はハーフパンツ。霧雨が降っていたので、レインスーツの上を着込みました。
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田んぼには用水路から引いた水が行き渡っていました。代かきとは、土を更に細かく砕き、水と丁寧にかき混ぜて泥にし、表面を平らにする作業。田んぼの水漏れを防いだり、苗を植えやすくし苗の活着と発育を良くしたり、肥料を混ぜ込んだり藁や雑草を埋め込んだりするために行います。学園の代かきは、自分たちの足で田んぼの中を歩き回って土を柔らかくするという人海戦術代かきです。覚悟を決めて田んぼに素足を踏み入れると初め、「ひゃぁ~、冷たい!!」と悲鳴をあげた学園生たち。
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隣の子と手を繋ぐか、腕と腕が触れ合うくらい、できるだけ隙間ができないよう8人が横一列に並び、田んぼ長辺方向に足踏みを開始してから二十数分。ようやく向かいの畦に辿り着き、折り返してきました。できるだけ足並みを揃えるようにしていましたが、しっかりと泥にしないまま先へ進んでいく子たちがおり、歩調は乱れます...。しかし、一見遅れているように見えていた子たちは、きちんと土の塊を砕いて水と混ぜ、いい加減なまま前進した子たちが担当する幅もフォローしていたのでした。
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代かきを開始した側の畦に戻ってきたら向きを変え、8人の幅分ずれて、また田んぼ長辺方向に足踏みしながら少しずつ前進。向こうの畦に着いたらターンし、戻ってくる学園生たち。用水路から水を引き入れている田んぼの端の方は、水がとても冷たかったのですが、中程まで行くと「ここら辺、温かいよ!」「そんなに冷たく感じない!」と言っていました。ケラを初めて見た子たちは、「何か、いる!!」と大騒ぎしていました。
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代かきの目的をしっかり理解すると、ひたすら足の裏で土の塊を砕き、水と混ぜ、泥にしていくために、絶えず足を動かすしかないのですが、どれだけ周りから注意されても、足の動きは鈍いままおしゃべりばかりする子も。一生懸命足を動かす子たちと、そうではない子たちが混在し、全体としてはなかなか進みません。横一列で歩くと、どうしても隣の子と隙間ができてしまうので、四列横隊になり、前列の4人が歩いて泥にした列の真後ろではなく、間を後列の4人が歩くというふうに途中から方法を変更。
自分たちが踏んで歩き、かき混ぜた部分と、まだのところは、一目瞭然。感触も全然違います。随分時間は経ったのに、僅かしかとろとろの泥にできていないことにようやく気づいた様。これまでの足の動かし方やペースのままでは、いつまで経っても終わりません...。
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隈なく田んぼの長辺方向に歩いたら、次は、田んぼの中を短辺方向に代かきすることに。足並みを揃えてほんの少し前進するのにも、酷く時間がかかる状態は変わらず。午後5時を告げる鐘が鳴り響いたものの、作業はまだ半ば。終わるわけにはいきません。やっとおしゃべりや鼻歌を封印し、作業に少し集中しだした学園生たち。四列横隊の前列と後列を時々入れ替えながら、田んぼの短辺を畦に辿り着くまで歩き、少し横に移動して向きを変え、また歩いて泥にしていくという単純作業を続けました。
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最後に、水漏れを防ぐため、縦一列になり、田んぼの端(畦の際)を時計回りと反時計回りに、しっかり踏み固めながら歩きました。そして、もう一度確認しながら、田んぼの長辺を入念に行き来。
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人力代かきを終えた田んぼは、大きな水鏡となりました。午後6時を少し回っていたので、田んぼの表面を平らにする作業はしませんでしたが、この後、耕耘機で仕上げ、ある程度 表面を均す工程も行います。子どもたちは、用水路で足を洗い、センターに戻ってお風呂に入りました。
田植えは、5日後の9日(土)の予定。



20/05/08

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