売木村山村留学センター
売木学園

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売木村の山村留学ブログ

4月5日

前日に、朝のつどいの後に手分けして行う仕事のレクチャーを全て受けた子どもたちは、この日の朝からそれぞれ、動物の世話や朝食の配膳・部屋掃除と洗濯物を外に干すことなどに実際に取りかかりました。これからは責任を持って当番活動に当たっていきます。
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5日(日)の日中の気温はそれほど上がらず風も冷たかったのですが、お天気はよかったので、村めぐり(フィールド調査)をすることに。これから1年間暮らしていく売木村内の道や自然の様子を感じとり関心を深めたり、より親密な人間関係を築くきっかけにしたりするために、車ではなく歩きます。くじで2~3人ずつ3つの班にわかれた学園生たちは、地図を見て、どの方面に出かけるかを相談。どの班にも必ず継続生や指導員がいるので、その助言を参考にさっと決め、ナップザックにお弁当や水筒を詰め、活動中のルールや注意事項などを聞いてから、班ごとに「行ってきま~す!」防寒着を着たり軍手を手袋がわりにはめたりする子たちもいれば薄着のままの子たちもいましたが、10時半過ぎには全員 出発。"15時半頃にはセンターに戻る"という約束ごとがあるので、5時間を同じ班のメンバーと過ごすことに。
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他の班と同じ行き先になってしまったので、出発前に急遽変えた3人。岩倉ダムキャンプ場の方の道から長下地区に抜け売木川沿いを歩き、12時半過ぎにはセンターから6kmちょっとの村境あたりに到達していました。
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目指していたのは、丸畑渓谷にある日本一美しいといわれる親子のポットホール(甌穴)と、日照の滝・瀬戸の滝。ポットホールは、水量が少ない時は近くへ行って見ることができますが、今回は水量が多かったので道路から。大きい方の甌穴は分かりにくかったものの、小さい方は遠くからでも確認できた様。
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お昼をまたぐので、お弁当をいつ・どこで食べるのかも、班員で相談して決めます。午後1時前には、既にお弁当を食べ終え、帰路に就いていたこの班の子たち。

この3人が村をめぐりながら目指したのは、センターから6km余り離れた南一地区の道仙沢にある"やぎ小屋"。この時期には、次々と生まれたかわいらしいやぎの赤ちゃんをたくさん見られると聞き、迷いなく目的地に決め、一路 南へ。
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大きなビニールハウス(やぎ小屋)に着き、番犬に吠えられ、おっかなびっくりしながら中に足を踏み入れると、たくさんの子やぎたちが柵の隙間から顔を出していました! 「かわいい~!!」と連発しながら、目を細めたり、子やぎに触れてみたり。他にも大きなやぎやオスのやぎ、ポニーや鶏も観察。
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子やぎたちとゆっくり触れあい、長い道のりを歩いてきた疲れが吹き飛ぶくらい癒されて、目的のひとつを果たした3人は満足げな顔で歩いていたのでした。
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同じく南一地区にある"やぎ小屋"に向かうと言って出発した2人と指導員。早々にお弁当を広げ、村の中心部を通らず村内にある長島峠を越えて南一地区に抜けるルートを選択。しかし、午後1時を回った頃にはまだ、峠を下っていました...。やぎ小屋まで辿り着けるかどうかわからないけれど、とりあえず南部の方へ進むことに。
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午後1時45分、なんとかやぎ小屋に辿り着き、子やぎの気持ちの良いフサフサの毛に触れ、目尻を下げる子。復路は村中心部を通るので、往路よりは短いものの、約束の時間までにセンターに戻れるのか心配されましたが、数分間経つと 年少ではあるけれどしっかり者の子が「そろそろ行こう。」と声をかけ...。

午後3時12分、逸早く学園の玄関に現れたのは、1時間半前に南一のやぎ小屋にいた班の3人。しかし、約束の時間より早すぎたのと、"山菜を採る"という指令をクリアしていなかったので、付近で山菜採りをしながら、時間調整をしていました。午後3時37分、がやがやしながら2つの班が「行ってきました! 」と帰園。全員がお弁当箱や水筒・ナップザックなどの片づけを終え、食堂に揃ったら、活動の報告会をすることに。
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班毎に、どういうコースを歩き、どこに行って何を見てきたのか何を感じたのかを発表。申告どおりに、通学路を歩き 村中心部へ出て南下し"やぎ小屋"まで行き、別ルートで戻ってきた3人。"よい匂いのするものを見つける"という課題に対し、梅か桜かわからなかったけれど、花が咲いた小枝を採ってきて皆に見せていました! スイセン・梅・鳥の鳴き声、たんぽぽ、つくしなどにそれぞれ春を感じ、描いてきたスケッチも披露。"湧き水や山水を探して飲む"とか"村の人に時間とおすすめスポットを聞く"とか"山菜を採る"などといった他の課題もしっかりとクリアし、子やぎと触れあえてよかった・村人と話せて嬉しかった・足が痛かったけれど楽しかったと話していました。
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往路はゆっくりと時間をかけ村をめぐったものの、目的地であったやぎ小屋での滞在時間は短く、わき目もふらずセンターに戻ってきた2人と指導員。村の人に何度か時間を聞いたり、おすすめスポットとしてグラウンドを教えてもらったりしたそう。そして、春を感じたものとして、2人ともたぶん梅だと思われるピンク色の花のスケッチを皆に発表。"湧き水"は飲み忘れたけれど、早く帰園しすぎて時間調整する間にセンター付近で、かんぞう・よもぎ・ふきのとうなどの山菜を少し採取していたり、"よい匂いのするもの"としてヒノキの葉を採ってきたりしていました!
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村の北東部にある親子ポットホールを見て、村中心部を通り、通学路を歩いてきた3人は、たんぽぽや梅に春を感じてスケッチしてきたり、採ってきた かんぞう・あさつき・よもぎ・ふきのとう・つくし・たんぽぽといった山菜を披露したり。よい香りがする梅の枝を村の人にいただいてくるなど、全ての課題や指令をクリアしていました。班によって歩いたコースや距離は違いましたが、約14~16kmという長い道のりを入園早々、どの子も自分の足でよく歩きました!
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村のことや自然のことを少し知ることができ、まだ関わりがなかった子と共に活動し話したことで距離を縮めることもできたみたいです。少しずつ採ってきた山菜は、報告会の後に下処理し、夕食時に天ぷらでいただき、春の味を堪能しました!
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夕方には、干していた洗濯物を取り込み、畳んで、引き出しに整とんして仕舞うという一連の流れのレクチャーも受けました。

20/04/07

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