売木村山村留学センター
売木学園

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売木村の山村留学ブログ

12月15日

1週間の農家生活を終えた学園生たちは14日にセンター入り。冬休みで帰省するまでの2週間弱をセンターで生活します。
15日(土)には、炭焼き体験と大掃除をしました。売木村の炭焼きの歴史は古く、村内には多くの職人がいて、80年くらい前には日本一の生産を達成したほど。炭焼きは冬の仕事で、炭は暮らしの中で利用したり、売って現金収入を得たりしていたそう。しかし、炭焼きをする人が少なくなり、炭焼きの技を伝えられる方の高齢化が著しい現在。自然の恵みをうまく利用してきた先人の知恵や工夫に触れようと、学園生たちも体験してみることにしました。ミーティングで、炭に適した木の種類や炭の特性などについて聞いた後、外へ。
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まず、炭焼き窯の焚口で燃やす薪の準備をしました。30cmくらいに玉切りにした木をまさかりで割って、薪を作ることに挑戦。炭焼き原木と違い、硬くないヒノキを、窯の焚口に入るくらいの太さに割ります。
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怪我をしないよう、まさかりの振り下ろし方を教わってから、皆が見守る中、一人ずつ順番に薪割りを体験。初めから、上手にスパッと割ることができた子もいました!
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白樺の丸太を台にして、その上に割ろうとする玉切りにしたヒノキを置いたら、まさかりを手にし、距離感をつかんで、立つ位置を決めます。
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足を肩幅くらいに開き、まさかりを持ち上げて、刃を落とすように振り下ろし、腰を落とします。まさかりの刃の重みを活かし、割りたい木の真ん中に一発で命中させることができれば、気持ちよく真っ二つに! 同じ体勢と同じ力加減でやれば、何度薪を割っても疲れません。
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身体の小さい子は、重いまさかりを持ち上げるだけでも一苦労でした。
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何度やっても、まさかりを狙い定めたところではなく、土台の丸太や地面にばかり振り下ろしてしまったり、まさかりの柄を割りたい木に打ちつけてしまい、手のしびれにのたうちまわったりする子も。しかし、距離をとりなおしたり膝を曲げたりして再度挑戦すると、見事に真っ二つに割れた時もあり、爽快感を味わうことができました。窯の焚口で2日ほど焚き続ける分量の薪を準備できたら、一輪車に乗せて、炭焼き窯の横へ運びました。
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薪と違って、炭焼き原木は硬い木が良いとされているのですが、炭焼き原木の方は、センター長が予めまさかりで割って用意してくれていたので、一輪車に乗せたり、手に抱えたりして、窯の傍に運びました。
それから、皆で畑の横にある ドラム缶で作った炭焼き窯のところへ行き、説明を聞いて、窯の構造を確認。
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そして、ドラム缶窯の中に、炭にする木を詰めていく作業に移りました。横向きに設置されたドラム缶の形に合わせて、原木を見繕い、できるだけ隙間なく詰めていきます。
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ドラム缶の中は暗くてよく見えませんが、それぞれが原木を数本 手に取り、交代しながら詰めていきました。
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用意された原木を全て詰め込んだら、ちょうどドラム缶の上部までぎっしり入った状態になりました。
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そしたら、窯に蓋をして、その上に土をかけて覆いました。土埃にまみれながら、積極的に作業をしていた中学生男子たち。
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次に、窯の手前側にある焚口で、薪を燃やすことに。マッチを擦って火をつける役を拒む子たちが多い中、Yuさんが事もなげにマッチ1本で新聞紙に火をつけると、焚きつけ用の細い薪もすぐに燃えだしたので、太い薪をくべて安定した火にしていきました。
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あとは2日ほど、ドラム缶窯の中の原木を蒸し焼き状態にしたいので、火を絶やさぬよう焚口に薪をくべ続けるのみ。ただし、ずっと窯の前にはりついておく必要はないので、ペアと順番を決めて、1時間おきに見に行き、必要に応じて薪をくべることにしました。
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11時頃から、センターの大掃除に着手することに。元々 年末の大掃除は、お正月に歳神様を気持ちよくお迎えするための神事として行われていたという話を聞いてから、学園生たちはまず、全員で窓ふきに取りかかったのでした。先ほど決めた炭焼きの様子を見に行くペアで、窓掃除に必要な道具を準備。
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窓を外側から水拭きし、新聞紙で磨き、サッシやレールに溜まっている埃や虫の死骸などを、使い古しの歯ブラシや雑巾を使って取り除き、きれいにしていきました。水洗いはしなかったものの、網戸もできるだけきれいに拭いていきました。
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寒い中でしたが、午後も引き続き、外側からの窓掃除。ペアで作業を進めていっているはずなのに、一人しか働いていなかったり、おしゃべりばかりしていたりする場面もありました。
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午後4時30分、炭焼きの様子を見に行っていた当番の子。5ペアいるので、一度 窯の様子を見に行くと、次は5時間後になるわけですが、声をかけあって忘れないように行っていました。窯の内部の温度を上げるために初めのうちは、どんどん薪をくべて焚きます。しかし、大きくなりすぎた炎が、焚口の窓からドラム缶窯の中の原木に引火し、燃えてしまうかもしれないので、気をつけながら適量の薪を入れていきました。
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外側からの窓掃除は、センターを一周し一通りやったので、全員 センター内に入り、内側からの窓ふきや掃除に切り替わりました。
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だんだんいい加減になってしまう子もいましたが、担当する窓を非常にきれいに磨き上げる子たちもいて、センター中のたくさんの窓やレール部分は、見違えるほどピカピカになりました! 気がつけばもう、午後5時を過ぎていました...。
夜には、センター中のごみ箱洗いをし、続行中の炭焼きの方は、消灯時間までは1時間おきに当番のペアが、午後9時半と10時半には中学生が、窯の様子を見に行き、薪をくべました。

18/12/15

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