売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

5月6日

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今年度もりんご農園のオーナー制度を利用し、りんご栽培の一部を体験させていただくことにしました。日々の管理は農園の方がやってくださり、年に数回ほど作業を体験すると、収穫の喜びを味わえるという、学園生たちにとって大変おいしい活動です。その第一弾として、4連休最後の5月6日(日)、センターでの活動ミーティングの後、10時すぎに車で南一地区にある"松實屋農園"さんへ。まず、農園主さんに挨拶をし、この日行う"花摘み"の仕方を教わりました。
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りんご農園は、まさに花盛りを迎えていました!
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ここ数年オーナーになっている2本の木の所へ移動し、もう一度 花摘みの方法をしっかり教えていただいてから、実践。原則として、咲いた花は受粉すれば実になりますが、それでは多すぎて、大きな良いりんごになりません。そこで、数を減らすために"摘果"を行いますが、りんごの木に余分なエネルギーを消費させないようできるだけ早く減らす方がよいので、花摘みを行うようです。
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今年も"つがる"と"王林"1本ずつお借りしたのですが、"つがる"と"王林"で花の摘みとり方が異なるので、間違えないように"つがる"から取りかかりました。りんごには中心花とその周りに側花があるので、側花を全て摘み、中心花だけを残すのです。
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手が届く枝から作業を始めました。側花を全部とるだけでなく、枝の花のつき具合を見て摘みとった方がよい中心花もあったり、枝の先の方に咲いている花は全て摘む必要があったので、判断が難しかったよう。「これは、とっていいのかな?」「(こんなかわいい花をほとんど摘みとってしまって)本当にいいのかな?」と、最初は迷いながら作業をしている子が多かったです。
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さらに、残しておく中心花に触れてしまうと、実になった時に"さび"が発生しやすくなるそうなので、触らないように側花を摘みとることも難しいようでした。それでも、しばらくの間、皆 黙って作業をしていました。爪と指の腹で摘むことを教わったにもかかわらず、花柄を引っ張り 枝ごと折ってしまう失敗もありましたが・・・。
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手が届く辺りの花をだいたい摘めたら、はしごを使い、木の上の方に咲いている花に着手することに。ずっと上を向いて腕をあげた体勢で作業していたため疲れ、休憩ばかりしていた子が多かったのに、はしごを使用する段になると、俄然やる気に。「俺がやる!」「私もはしごにのぼって摘みたい!」「次は僕にさせてよ!」と、はしごの取り合い。はしごの上で作業できる人数は限られていたので、並行して肩車作戦も遂行。中学生男子が小学生男子を肩車。一生懸命作業する子を誤って落とさないように、必死で踏ん張って耐える中学生男子でした。
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交代しながら はしごにのぼって花摘みをしたり、"つがる"とは方法が違う"王林"の花摘みもしてみたり。しかし、"王林"の作業は、時期の問題や摘む花の判断が子どもたちにとっては難しいこともあり、"つがる"の作業をできる限り完璧にしようと方針転換。なので、肩車作業隊が増加。両肩に小学生だけではなく中学生までまたがらせて担ぐことになった指導員も、その重さにかなり耐えていました。
11時半を知らせる鐘が鳴り響いたので、そろそろ終了することに。根気強く作業を続けられた子もいましたが、1時間ちょっとの地道な作業を頑張れない子たちも多く・・・。広大な農園で何本ものりんごの木の作業をされている農園主さんの苦労や大変さが、身にしみてわかった学園生たちでした。次の作業予定は"摘果"です。

午後、1週間前に鍬で起こし 水を引いた田んぼの、代かきをしました。
汚れてもよい服装に着替え、ミーティングで、代かきをする理由を理解し、はりきって田んぼへ向かった学園生たち。しかし、なぜかハーフパンツの下に水着を着ていたり、スイミングキャップを被ったりしている子が!!
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暑くも寒くもないくらいの気温で、裸足で田んぼに入ってもそれほど冷たくなく、悲鳴もあがりませんでした。作業はもちろん人力で。みんなで手を繋ぎ、隙間なく詰めて横一列に並び、足踏み開始! 足並みを揃え、少しずつ前進していきます。まずは、田んぼの長辺方向に歩きました。ひたすら、足で土の塊を砕き、水と混ぜ、泥にしていくわけですが、足を動かさず口ばかり動かしたり、皆と足並みを揃えず前に飛び出したりする子が・・・。足下の土を、ちゃんと泥にしながら前に進むと、僅かずつしか前進できないはず!
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開始直後から何度も同じ注意をされていた学園生たちのところへ、村内を散策していた修園生たちが、そろそろ帰るので別れの挨拶に来てくれました。そして、「頑張れよ。」と励ましてくれました。
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気持ちを新たにして、足踏みを再開した学園生たち。少しの間はきちんと捗るのですが、すぐに注意されるような状況になってしまいます。一足で30cmくらい進む子たちがいる一方で、立ち止まってばかりの子たちもいて、着実に作業をしている子たちが忠告しても、極端な状態はなかなか変わらず。
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ちゃんと泥にしない 速すぎる子、マイペースなのか遅すぎる子、ケラなどを見つけて追いかけてしまう子を、お互い注意しながら、スローペースで進んでいきました。どうしても歩調を合わせることができないので、全員で手を繋いで作業することもやめました。
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土を踏んでしっかりと水とかき混ぜられたところと、そうでないところは、一目瞭然。田んぼの長辺方向を端まで何度か往復しました。懸命に足を動かすしか 術はありません!
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思いの外 疲れる作業のようで、だんだん口数が減っていく新入園生たち。田んぼの最初の状態と比べると、足裏に泥の感触を感じられるようになってきました。
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トロトロの泥を目指して、次は短辺方向にも歩きました。やはり、足並みを揃えて歩くことは難しい11人でしたが、並び順を変えるなどしながら歩き回りました。
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最後に、田んぼの水漏れを防ぐため、縦一列になり、畦の際をしっかり踏み固めながら2周。
この後、機械を使って仕上げるので、田んぼの表面を均すという大切な工程を学園生たちは省略したのですが、作業開始から2時間ほど人力代かきを遂行し、苗が育ちやすい環境を整えることができました。1週間後、田植えをする予定です!

18/05/08

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