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売木村の山村留学ブログ

5月3日

4連休初日 5月3日(木)、キャンプ活動第一弾"デイキャンプ"をしました。前日からこの日の朝までかなり激しい雨が降ったので、条件はよくありませんでしたが、キャンプ日和。新入園生にとっては初めての活動なので、まずは飯盒炊さんをすることに。
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朝食後すぐに行われたミーティングでは、飯盒炊さんのいろはやマッチの使い方・火についてなど念入りに確認。今回は、中学生の継続生2人はソロで、他の9名はペアやトリオで挑むことになり、個人装備を整えたら外へ出て、10時20分頃からそれぞれ活動開始。グループで取り組む子たちは役割分担をし、かまどを作ったり、お米を計量したり。
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食べきれる量を考え、飯盒の蓋を使って計ったお米は、研いでから水加減をしておき、並行して、レンガや大きな石を用いたかまども作っていました。飯盒ひとつの炊事なのに、レンガをたくさん積み上げて大きなかまどを作ることに夢中になっていた班も。
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用意された薪はないので、自分たちで薪集めもしなければなりませんが、激しく雨が降る前の5月1日のうちに、小学生たちは乾いた薪を集め、この日に備えていました。ただ、おいしいご飯を炊くことができるだけの薪の量と質なのかどうか・・・。全く準備していなかったソロの中学生たちは、あまり雨に濡れていない薪探し。お昼まではまだ時間があるものの、準備が整ったグループから、新聞紙1枚と10本入ったマッチ箱を指導員から受け取ります。すぐさま火をつけようと、交代しながらマッチを擦ったRy・Sm組は、瞬く間にマッチを消費。この後、とんでもないことに!!
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試行錯誤を重ねた末、5本めのマッチの火がようやく薪に移り、大きな火になって一安心のMi・Ta組。しかし、心許ない薪の量・・・。
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グループの子たちから遅れること40分。かまど作り・お米の準備・薪集めなどを一人でこなしていたソロのYuが、難易度を上げるために焚きつけ用の新聞紙を使わず試み、1本めのマッチを擦ったものの、失敗。できるだけ乾いている薪を選び、上手に組んではいたものの、パリパリに乾いた焚きつけ不足が原因で、すぐにくすぶってしまったのでした。雨に濡れていない焚きつけになるものを探しに行き、再挑戦! 3本めのマッチを擦り、薪に火を移して、上手に息を吹きかけ、光明が見えてきた様。
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Sb・Sh組も最初に渡された10本のマッチを即 使いきり、途方に暮れていました。
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炊けたごはんを蒸らし、お碗によそったら、食育指導員特製の豚汁をもらいます。正午より少し前、Mi・Ta組が「いただきま~す!」と、先んじて大きな声を響かせました。笑顔で、「おいしい。」と食べていましたが、実はごはんはちゃんと炊けておらず芯が残っている状態でした。
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昼食にありついた子たちを羨望の眼差しで見ながら、ミーティングで再確認したことや、小一時間 火おこしを失敗して気づいたことを、次の機会にいかせず意気消沈していくMa・Ho・Hi組。見かねた食育指導員の手出しを受けることに。
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逸早くマッチを擦り始めたRy・Sm組も、何をどう改善すればよいのかが分からず、長時間苦戦を強いられていました。指導員の助言を参考にしたり、マッチをどんどん補充してもらったりして、なんと35本ものマッチを使い、やっと薪を燃やすことに成功。
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他のペアやトリオと同様に、何が良くないのかをしっかり考えないまま、補充されたマッチを次々と擦ってしまったSb・Sh組。アドバイスを聞くも、なかなか実行に移せず、くすぶる薪とかなり格闘していました。
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Ma・Ho・Hi組はマッチ17本を使い、どうにか飯盒炊さんらしくなりました。ファイヤー状態になり、胸をなで下ろす3人。
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12時半を過ぎて、Ry・Sm組がお昼ごはん。驚愕の数のマッチを使用し炊きあげたごはんは、とても上手く炊けており、笑みがこぼれていました。
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同じ頃、Ma・Ho・Hi組も「いただきます!」 ごはんには硬いところや軟らかいところがあったようで、普段食べているおいしいごはんが炊ける炊飯器の凄さや、飯盒炊さんの難しさをしみじみと感じていました。
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28本のマッチを使ったSb・Sh組も、13時ちょっと前に食べ始めました。案の定、しっかりと炊けておらず、ふやけて芯が残ったごはんでしたが、おなかがすいた状態のうえに、自分たちで炊いたということが加わって、満足そうに食べだした2人。おいしい豚汁でごはんを流し込んだり、途中で「お腹が痛い・・・。」と言ったりしていました。
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もう一人 ソロで挑んでいたHyも、焚きつけの新聞紙なし・乾いた薪をなかなか入手できないという状況の中、マッチを擦っていたものの、歯が立たず戦意喪失。臆病が顔を出し、ネガティブ発言を繰り返すうちに、既に13時を回り・・・。見るに見かねた指導員たちやもう食べ終わった小学生たちがかなり手助け。継続生としての面目を保てないまま、周囲の助けによって火はぼうぼうと燃え盛りました。
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グループで取り組んだ子たちはそれぞれ食べ終わったら、飯盒や食器類をきれいに洗い、かまどや火を焚いた跡をしっかりと片づけました。この段階で14時前。
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片やソロで挑んだ2名は、遅いランチタイム! マッチ16本を使用し、人の助けを得たHyの飯盒のごはんは、とてもおいしく炊けていたのでした。少ないマッチで火をつけたものの大きな火にできず、ちょろちょろと燃やして、少し前から食べ始めていたYuの飯盒のごはんは生煮え。「おいしくない・・・。」と、箸が進まず、再度炊きなおしたものの強火にできず、まだ芯が残っていました。そこで、まだ燃えていたHyのかまどの大きな火に、生煮えのお米と豚汁を入れた飯盒をかけさせてもらうことに。しばらくすると、熱々のおいしい味噌雑炊が完成! 先ほどまでとは打って変わった表情で、ぺろりと平らげていました。

今期初のキャンプ活動は、予想以上にハードだったのかもしれません。ちゃんと炊けていないごはんを食べた子たちも多かったのですが、苦労の末にできたので、普段はそれほどたくさん食べない子たちも完食し、豚汁も何度もおかわりし、達成感も味わいました。片づけの後、活動を振り返り、反省点や課題をあげ、次の活動に繋げることにしました。

18/05/07

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