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売木村の山村留学ブログ

6月3日

6月3日(土)~4日(日)に、諏訪湖へ出かけ、船の体験活動を行いました。5月29日(月)に事前講習を受けた学園生12名と、売木小中学校のお友だち6名の、計18名での、宿泊を伴う活動です。マイクロバスに乗り、高速道路の工事渋滞に少々巻き込まれながらも10時前には、諏訪湖ヨットハーバーに到着。
6-3 1.JPG6-3 2.JPG船に乗って活動できるよう着替えを済ませたら、ヨットハーバーでの注意事項を聞き、班分けと集合・人員点呼の練習。18名がきびきびと動いて2列横隊に並び、大きな声で番号を言い、報告することを何度か繰り返しました。水辺で勝手な行動をしてしまうと、命に係わることがあるので、普段とは違い規律のある団体行動をしなければなりません。次に、ライフジャケットの着方講習。着用の効果を知り、ファスナーとベルトをきちんと閉め、落水時の姿勢のとり方を学びました。
6-3 3.JPG6-3 4.JPGそうこうしていると、空には彩雲が。「おぉ!」「すごい!」などと子どもたち。
9人ずつ2班にわかれたので、午前中は1班がカヌー、2班がセーリングクルーザー(大きいヨット)を体験することに。といってもすぐに乗艇するわけではなく、1班の子たちはカナディアンカヌーに分乗する2人ないし3人組を作り、陸で、パドルの持ち方や漕ぎ方の練習から。
6-3 5.JPG6-3 6.JPG順番に後ろから押してもらい、スロープから一艇ずつ出艇。
パドルでしっかりと水をとらえ、ハーバー内をスイスイと。一番後ろに乗っている子は、前で漕いでいる2人の動きを見ながら、舵取り。
6-3 7.JPG6-3 8.JPG慣れるまでしばらく練習したら、湖上へ出て、リバーツーリングをしたり、島や足湯方面に行ったりしたいところですが、風向きと風の強さを考え、ハーバー内に留まることに。ハーバーを出たら最後、自力で帰着することが非常に難しい状況でした。ハーバーの中も随分 風の影響があり、思うように進めず、岸壁にはりついてしまった艇も。教わった 前後左右へ進む方法や止まる方法などを試して、数艇で集まったり、パドルで水のかけあいをしたりして、カヌーを楽しみました。
6-3 9.JPG6-3 10.JPG一方、ヨットに乗った2班の9名は、ロープワークや船の各部の名称を確認し、乗船。ハーバーから湖の真ん中辺りに出るまでは機走し、風上に船首を向けてセイル(帆)をあげることに。しかし、指示されたことがわからず動けなかったり、不安定な船の上で作業することが難しかったり。
6-3 11.JPG6-3 12.JPGなんとかセイルをあげて帆走開始。風の力だけで船が凄い速さで進みます! ヨットに乗っている間は常に、全員が艇の前後左右のバランスを考えて座る場所を判断するおもりの役割と、周囲を見張るワッチをしなければなりません。かなりの強風下、セイルをしっかり引き込んでクローズ(風上に向かって約40度の上り角度の状態)で走ると、艇は大きく傾き、悲鳴をあげる子たちも。何人かは、恐る恐るティラー(舵)を操作し、スキッパー(船長)の役割を体験。頭の中が混乱するほど難しかったと話す子も。
すると、ある子の帽子が風に飛ばされ湖面へ・・・。水面に浮かんでいる帽子を見失わないように子どもたちが見張りながら、大人が操船し、風下より帽子の救助に向かうこと数回。どうにか救助成功。その際、タック(風上を通る方向転換)やベアリング(風下に方向を変えること)などを何度も繰り返し、その度に子どもたちは反対側の舷へ素早く動いて体重移動をしたり、メインセイルのフットが通っているブームに頭をぶつけないよう注意してバランスをとったり。何も知らない傍から見ていると、とてもハードな練習を子どもたちに課しているように思ったことでしょう(笑)。
6-3 13.JPG6-3 14.JPGカヌーもヨットも、ハーバーのスロープや桟橋に帰着。艇庫内に並べたテーブルと椅子を使い、賑やかにお昼ごはんを食べる子どもたち。水に濡れたら寒いのはわかっているけれど、水遊びがしたくてたまらない男の子たちは、食休みの時間にもライフジャケットを着用し、スリルのある遊びに興じていました!
6-3 15.JPG6-3 16.JPG午後、活動を再開し、2班がカヌー、1班がヨットに乗ることに。午前と同様、まず体格を考慮して同じ艇に乗る人を決め、パドルを使った操船方法を陸上で行う2班の子たち。
スロープから出艇。人力で漕いで動かすカヌーにとって、随分強くなった風は厄介でしたが、物ともせず力強く進む艇もありました!
6-3 17.JPG6-3 18.JPG依然としてハーバーから出てしまうと自力では戻って来られないような強風が吹いていたので、ハーバー内をあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
ドキドキ・ワクワクを感じながら、しばらくするとカヌーの不安定感にも慣れ、不安定だからこそ乗りこなした時の爽快感や非日常感を味わうことができるように。行きたい場所に行けるという自由を得ることもできたよう。
6-3 19.JPG6-3 20.JPG無事に着艇した2班の子たちは、全員でカヌーとパドルの片づけ。水をかけてスポンジでこすり、きれいに洗いました。片づけは、次の活動の準備にも繋がるのでとても大事です。
4艇のカナディアンカヌーを協力して船台に乗せ、艇庫に格納。
6-3 21.JPG6-3 22.JPG片や1班は、湖面に白波が立ち、時折風速11mくらいと思われる風が吹く中、セーリングを楽しみました。午前中より風速があがっていたので、強風に耐えられるようにメインセイルをツー ポイント リーフ(セイルの面積を小さくすること)し、安全とスピードを確保しながら帆走することに。それでもクローズで走ると艇は大きく傾き、全員が同じ側の舷に膝下を出して座り、できるだけ外に体重をかけて乗っても、フラットにはできないほどでした。
子どもたちは、常に艇のバランスをとるおもりの役目とワッチをしつつ、何人かはメインセイルを操るメインシートを持ち、ティラーを握って船を走らせることも! 行きたい方向に船首を向けるためにはティラーをどう動かせばよいのか、風はどこから吹いていて、セイルはどのくらい出したり引き込んだりすればよいのか、そんなことを瞬時に考えて動かなければなりません。ティラーを握っていない時は、頭の中でしっかり理解できていたのに、いざ舵を握るとパニックになり蛇行帆走してしまう子たちも。でも、機敏な動きでタック時の移動をしたり、艇の傾き具合に気づくとさっと動いたりできるようになり、皆で船を走らせる楽しさや、風の力で疾走するヨットの豪快さを存分に体験することができました! 湖の真ん中からは、遠くに富士山を眺めることもできたのでした。
6-3 23.JPG6-3 24.JPG桟橋に着艇し下船して、人員点呼。それから、様々なところに使われているロープワークを解いたり、セイルを片づけたりしました。ジブセイルを塩ビ管に巻く作業は3人がかりでやっていましたが、なかなかうまくできず・・・。最後に、一日お世話になった諏訪湖に挨拶をし、ハーバーを後に。

バスで40分ほどで、この日の宿泊場所である富士見町の"すずらん山荘"に到着。カラマツ材でできた山小屋風の建物に、初めて訪れた子たちは大はしゃぎ。山荘の使い方について話を聞いた後、部屋に荷物を入れました。
6-3 25.JPG6-3 26.JPGそして、皆で手分けして夕食の準備。外でバーベキューをすると聞き、はりきって机や椅子を運ぶ男の子たち。山荘内では、女の子たちが食材や食器などを確認し、外へ運んでいました。
皆がてきぱきと動いたので早く準備が整い、もの凄い火力と大きな鉄板で、野菜やお肉が焼かれ始めました! バーベキュー奉行を買って出た中学生女子2名も。
6-3 27.JPG6-3 28.JPG自分でごはんを盛り、肉野菜炒め?をもらったら、「いただきま~す!」鶏肉野菜炒め・フランクフルト・豚肉野菜炒めが順にできあがり、その都度 子どもたちは「大盛りで!」とか「茄子は入れないで。」「そんなにピーマンいらないよ~。」などと注文しながら盛ってもらい(好き嫌いは聞き入れてもらえませんが)、何度もおかわり。
6-3 29.JPG6-3 30.JPG焼きそばやデザートのメロンも食べ、おなかがいっぱいになった子どもたち。標高が1,000m以上あるので、長袖長ズボンを着用していても寒く感じるほどで、1班の子たちからシャワーを浴びて温まり、2班の子たちは夕食の片づけや食器洗いなどをしてからシャワーを。
パジャマ姿で食堂に集まった皆は、ロープワークのおさらいをし、翌日の選択活動の希望を聞かれました。強風のためハーバーの外に出られなかったからか、一人乗りのカヤックに挑戦したいからか、カヌーを希望する子が8割も! 明日になって気持ちが変わる子もいるかもしれませんが・・・。「おやすみなさい。」の挨拶をして、就寝。

17/06/06

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