売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

6月25日

お天気が回復してくると予想されていた6月25日(土)でしたが、雨がしとしと降り続いていました。外に出て遊べないので、午前中は、皆で太鼓の練習をしました。週に1回1時間ちょっと 藍羽さんに教えていただくだけで、上手く打てるようになるわけではないので、特訓! 皆、かなり気合いを入れて、打っていました。
午後は、食文化体験として"朴葉もち作り"をしました。
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売木村では昔から、田植えの終わった頃に農休みという1~2日休む日がありました。その日には、ご馳走として米の粉で作った皮にあんこを包み、それを朴の葉で包んでから蒸したのだそう。いわゆる"柏もち"の様なものですが、この地方には柏の葉がないので、朴葉を代用するのです。農休みの頃は、どの家でも朴葉もちを作り、生地にヨモギやタカキビを加えたり、自家製のあんこを包んだりして、それぞれの家の味があり、季節の風物詩になっていたそう。そして、昔の子どもたちは、1年のうち唯一甘いものを食べられる農休みをとても楽しみにしていたとのこと。そんな話を聞き、朴の大きな葉を見せられた学園生たちは、外に出て、その葉を頼りに朴の木を探しました。センターの付近だけでもたくさんあるのですが、葉を採取しやすそうな木を選択。枝先に輪生状に大きな葉がついた朴の木から、あまり大きすぎず、虫食いなどのないものを一人2枚採りました。
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そして、芳香と殺菌作用があるといわれる朴の葉でおもちを包んで蒸す時に備え、葉柄をはさみで切ったり、大きすぎる葉っぱを採った子は、葉を適当な大きさに切ったり。
子どもたちは登下校中などにはモミジイチゴを食べている様ですが、この時はセンターの近くにニガイチゴが生っていることを発見し、摘んで食べていました!
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センターに戻るとすぐ、葉っぱを洗い、生地(皮)作り開始。おもちと言っても、蒸かしたもち米を搗くのではなく、米の粉(うるち米)に熱湯を加え、こねるのです。ボールに入れた米の粉に、少しずつ熱湯を注ぎ、初めは熱すぎるので菜箸を使い、ぽろぽろになるまでかき混ぜていきました。それから、熱いうちに手でよくこねることに。ひとつにまとめるように生地を練っていくのですが、5人ずつ2グループにわかれた学園生たちが順番にやっていくと、一旦まとまった生地をばらばらにしてしまったり、生地を指にたくさんくっつけてしまったり・・・。簡単そうにみえてなかなか上手くいきませんでしたが、何人かはコツを掴みしっかりと練っていました。作業が一回りし、生地はそこそこ良い感じに。
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次に、生地を等分し、直径4cmほどの大きさに丸めます。一人2つもらったら、さらにきれいな球にしようと丸め続けていた子も。それを餃子の皮のようにのばします。しかし、この後あんこを包みやすくするために、真ん中を少し窪ませるようにのばしたり、薄くのばしすぎて破れ、あんこが飛び出すことをさけるために、気をつけたりしながら作業をすることが難しかった様。何度も大人に、「これでいい?」「こんな感じでいい?」と確認する子どもたちでした。
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それから、生地(皮)の真ん中にあんこをのせて包みました。欲張りすぎると、皮からはみ出してしまうので、適量を。あんこを包み込み、皮を半分に折って端をしっかりと押さえたら、半月型のおもちのできあがり! そして、自分で採ってきた朴葉で包みました。
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できれば、自分で作ったものを食べたいということで、おもちや朴の葉に目印をつけた子どもたち。それを蒸し器へ。蒸す時間の目安は、葉の色が変わり、おもちが透きとおるくらいになるまで。蒸している間に、使ったものを洗って片づけたり、粉だらけにしてしまった台や畳を掃除したりしました。
しばらくすると、蒸しあがったようで、厨房の方から芳しい香りが。熱いうちにいただこうと、お皿に載せましたが、目印のわかりづらいものがあり、「これじゃない!」と自作のものを探し続けていた子も。全員揃って、「いただきます。」
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葉から移ったほのかな香りのするおもちにかぶりつき、「あつっ!!」と、はふはふしていた学園生たち。食べ応えのある大きさだったこと、夕食まで2時間ほどの時間だったことから、この日は1つだけ食べ、もう1つは翌日のおやつにとっておくことに。もち米を搗いて作ったのとは違う食感の、甘くておいしい朴葉もちをよく噛んで味わい、満たされた笑顔を見せていました!!

16/06/29

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