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明窯初窯と12月の活動報告 (2017.1.18)

あけましておめでとうございます。売木村地域おこし協力隊の西山です。今年もよろしくお願いいたします。
少し遅くなりましたが、売木村の薪窯『明窯』の初窯報告と12月の活動報告です。
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12月2日〜4日にかけて薪窯(明窯)の初窯焚きを行いました。瀬戸の陶芸家、竹内真吾先生、波多野正典先生の指導のもと、陶芸仲間と共に3日間窯を焚きました。村民の方々からいただいた赤松と広葉樹を燃料に3日間かけて1200℃まで温度をあげます。2.JPGのサムネール画像

売木村の禰宜様に初釜の安全を祈願していただきました。

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1日目の昼、火入式を行いました。村長さんや薪集めでお世話になった村民の方々にも来ていただき皆で窯焚きの無事を祈って一本づつ赤松の薪を窯に入れました。不安と緊張とともに始まった窯焚き、お世話になった方々も見守ってくださり、成功を祈ります。
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この日は新聞社の方々にも取材をしていただきました。

2日目はゆっくりと温度をあげます。夜中は交代で睡眠をとり、夜通し窯を見守ります。

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3日目の朝から攻め焚きが始まりました。攻め炊きは1000℃から上に温度をあげるため窯の横から小割りの薪を入れる「差し焼べ」を行います。

窯が1190℃に達し、波多野先生による「引き出し黒」が行われました。引き出し黒とは、まだ窯の中で燃えている作品を窯の横に開けられた「引き出し口」から鉄ばさみを使って取り出し、すぐに冷たい水で冷却し作品に表情をつける技法です。

村民の方々も興味津々に見たり写真を撮られてりしていました。私も初めてでしたが、1200℃近い窯の中は開けるのも見るのもとても熱く、10秒も開けていられない状態。初めての貴重な経験、これからに生かしていけたらとも思います。

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波多野先生の引き出し黒作品は売木村に寄贈、文芸祭で展示できるよう企画します。DSC_2141.jpgのサムネール画像

いよいよ窯も最終段階、引き出し黒で下がった温度を1200℃まであげていきます。1200℃までわずか、差し焼べ口から出る炎もとても大きく顔も近づけられない状態になります。

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目標の1200℃まで上がった窯は、煙突まで炎が昇りました。9.JPGのサムネール画像

3日間の窯焚きも無事に終わり、緊張の窯出しを待つのみとなりました。窯炊きから1週間、「赤松があるぞ」と村の方が声をかけてくださいました。軽トラックに3杯分もの赤松!本当にありがたく、村の方々の力がないとできない事だと、感謝するばかりです。これで、春の窯焚き用の薪も準備できます。

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初窯から2週間、いよいよ窯出しです。作品は無事できあがりました。村民の方も「よかった、よかった」と声をかけてくださり、ようやく不安と緊張がとけます。

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竹内先生の作品も無事できあがり、村に寄贈してくださいました。こちらの作品も文芸祭で展示できるよう企画します。

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できあがった作品は工房に持ち帰り、作品の底を磨く等手を加え、完成となります。初めての窯焚き、反省点もありましたが、次回の窯炊きに生かす事のできる学びとなりました。出来上がった作品は村民の方々に少しづつお渡しできればと思っています。村民の方々、先生、陶芸仲間、皆がいないとできなかったことです。感謝の気持ちで、これからの窯焚きにも力を尽くそうと思います。

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いくつか出来上がった作品を並べ、岩倉ダムキャンプ場にて撮影をしました。文芸祭やこれから出店予定のクラフトフェア等に使用します。

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2016年最後の日、電気窯の窯出しを行いました。電気窯も順調に働いています。

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2016年は春から陶芸活動が始動し、夏は薪割り、秋は制作、そして窯焚き、窯出しで終わった一年でした。

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村民の方に教わり初めて作った松飾りを工房の前に。2017年、まずは陶芸教室オープン。課題は沢山あるけれど、定住に向けての準備をじっくり進めていきます。

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信州の南の端。峠に囲まれた小さな山里、うるぎ村。