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地域おこし協力隊のブログ

陶工房三本栗 (2016.7. 6)

こんにちは。西山です。

6月より岩倉三本栗地区の陶芸工房に住む事となり、村長さんと共に地区の皆様へ挨拶回りに伺いました。

皆様にはとてもあたたかく迎えていただき嬉しく思うとともに、この地区で自分にできる事を改めて考えていかなければと思いました。

畦や道沿いの草刈りをして野の花を残していくこと、花を植える事、水路の掃除なども環境整備の一つとして大切な事だと、地域の方々の仕事を見たり聞いたりして学ばせていただきました。

そうして守られてきた土地に住まわせていただいている事に感謝し、私もしっかりそうした環境整備や地域の方々のお手伝いにも取り組んでいきます。

 工房の玄関回りにお花を植えたりしながら準備をすすめています。

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そうしていると、先週遠方から来られたお客様に立ち寄っていただけました。次回は陶芸体験にも来てくださることとなりました。

小さい看板も設置しました。

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工房の名前は『陶工房 三本栗』に決定!

「三本栗」は工房がある地区の名前です。とても素敵な名前。

三本の栗の木がどこかにあるのかな〜?と思いまして探してみましたが今のところ見つかっておりません! 名前の由来はなんでしょうか?

 

先月の終わりに瀬戸から陶芸家の先生と友人が来村してくださいました。

薪釜と灯油釜の確認と試運転を行いました。

残念ながら灯油窯の方は老朽化によりバーナーが壊れておりました。

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今先生に協力していただき直すことができるか確認中です。

薪釜の方はまだまだ使えるということです!

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窯の中に入り中の状態を確認してくださっている先生、、、「カマドウマがいっぱいいる〜!!」と出てこられました! いったいどれだけのカマドウマがいたのでしょうか、、、?

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友人は窯の上に上って窯の温度を測るために温度計に繋ぐ電熱線の長さをチェック中です。

この窯は特殊な窯のようで「昔使っていた方はこだわりがある。」と先生。

先生はたまたまこの窯と同じ作りの「いってこい」という窯を焚いた事があるという事でご協力いただける事になりました。

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窯の持ち主の方にも色々説明されたり、昔の事を聞いたりして、とても良い機会になりました。

窯炊きは今のところ来年のゴールデンウィークあたりを目指しています。

その頃までに村の方々や、山留生の作品も一緒に準備できればと思います。

村の方々のご協力で赤松をわけていただける事になりました。赤松をチェーンソーでたまにする作業にもご協力いただきました。

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その後、窯場に赤松を運び、窯場で薪割りを開始。
薪を乾燥させるための台を竹で一緒に組んでいただきました。

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竹を山から切り出す作業に圧巻!村の方々の知恵には本当に感動と尊敬の連続です。

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工房の中の様子です。

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村の方に作業台の脚を調整していただき、とても良い高さになりました。これからこの作業台に売木杉の集成材を張っていきます。

売木粘土の準備もすすめております。こちらが売木粘土です!

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分析結果では鉄分が含まれていなかったので、鉄分の多い赤土を混ぜたら面白いのでは?との意見をいただき、瀬戸から赤ナベ土と信楽の赤土を運んできました。

この粘土にそれぞれ少しずつ売木粘土をたして焼成テストをします。

瀬戸では今釉薬のテストを行っております。

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こちらがそのテストピース。赤と紺の線はそれぞれ絵つけ用の鉄と呉須です。その上に「珪石」「灰」「長石」を微妙な差で調合していきます。ひとつの釉を作るのに66パターンのテストをします。

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焼成中の窯です。一時間置きに温度管理をし、8時〜18時まで焚きました。

焼成結果がこちら。

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この中から良い配合の釉を選んで、作品用に準備していきます。この釉テストの「灰」の部分を売木で取れた灰に変えて使えればと考えております。

これからも工房をオープンできるように少しずつ準備をすすめいきますので。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 


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信州の南の端。峠に囲まれた小さな山里、うるぎ村。