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村長だより

那智勝浦町色川地区に視察に行ってきました (2015.10.26)

10月20日 松本市農村生活マイスターの皆さんが視察に見えました。IMG_9064.jpg紅葉も見頃となり、良い時期に来れたと喜んでおられました。また「来てみて遠いので会議等に長野まで行くのは大変ですね」と、皆さん口々に言われておりました。売木村の紹介と歓迎の挨拶をさせていただきました。昼食の後、村内視察をしていただきました。

10月21日 長野県町村会が長野自治会館で開催されました。DSC_0380.jpg少し早めに出て、県庁により部局を回ったあと、12時半からの南信地域交通災害共済事務組合議会に出席しました。席上、災害共済加入率70%以上の町村が表彰されました。売木村は96%で毎年表彰されております。
町村会では町村長任期10年を超えた皆さん10名が自治功労の表彰を受けました。CIMG1659.jpg下伊那では平谷村長、天龍村長が授章されました。開会では阿部県知事、西沢県議会議長、三木市長会長、久保田議長会長から来賓祝辞をいただきました。議事では一般会計、特別会計の決算認定、国県に対する提案、要望事項の審議を行いました。同日帰村しました。

10月24日 朝、売木村を6時に出発して和歌山県那智勝浦町色川地区へ向かいました。DSC_0386.jpg
途中、豊川で愛知大学の先生方と合流して東名高速道路→伊勢湾岸道→伊勢自動車道→紀勢自動車道→国道42号を走り色川地区に9時間かかって午後3時に到着しました。

DSC_0405.jpg色川地区は平家の落人が隠れ住んだと言われ、千年の歴史を持つ石垣と棚田の里に9集落が点在しております。かつては林業で栄え、鉱山もあり、戦後は人口が3,000人を数えたこともあったようです。
現在は人口368名でそのうち移住者が45%という、移住者受け入れ40年の歴史を持つ先進地を視察させてもらいました。
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廃校を利用した宿泊施設「籠ふるさと塾」で、色川地域振興推進委員会会長の原さんのお話を聞きました。
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原さんは約30年前色川に移住されたかたで、色川の人口減少を心配され移住対策に真剣に取り組んでおられます。息子さん2人も色川におられ、地域をなんとかしようと奔走されております。そんな原さんのがんばる姿は集落の人の気持ちを動かし、空き家の情報提供など人の呼び込みに協力いただけるみなさんが各集落におられ、今一緒になって移住体験のお世話をしております。色川の急峻な土地に石を積んで棚田を作り、米作りをされていた様子をみると売木村はなんと恵まれているのかと思いました。移住に対する原さんの熱い思いを聞かせていただき、共感することばかりで、もっともっとがんばれと言われているような気がいたしました。
その後移住したみなさん、集落のみなさんと鍋を囲んで交流会を行いました。お互いの情報交換をするなかで悩みを共有し合い、良い関係ができました。一度売木にも訪ねてくれるという話も出来ました。CIMG1672.jpg
10月25日 次の日には集落内の視察をさせていただきました。DSC_0415.jpgちょうどNHK青森放送が移住の先進地ということで取材に見えておりました。私たちの視察に同行して、取材をしております。
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はじめにIターンされたご家族を訪問させていただきました。自給自足の生活をされております。自分で野菜や米を収穫し、間伐材を燃料として生活のエネルギーを賄っています。子供たちものびのびと育ち、私たちが育ったころの生活がよみがえってきました。色川地区は、小さな集落ですが幼い子供が目につきます。学校も今新しく作られております。DSC_0392.jpg
観光スポット円満地公園を訪問させていただきました。子供たちのたまり場になっているというお話をお聞きしていましたとおり、この日も子供たちが元気に遊んでおりました。
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最後に棚田の風景を見に行きました。2年前の台風災害で被害を受けた棚田も、整備が進み今年はここで和歌山県の棚田サミットも開催されたとのことでした。この風景がいつまでも残ることを願っています。
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この視察では、移住をすすめるために空き家の世話をする人が各集落におり、真剣に取り組まれている様子をうかがうことができました。地区全体でここを将来どのようにして残していくのかと、真剣に考え協力し合っている姿に感動しました。住民パワーに驚き、その先頭にたってがんばっている原さんの熱い思いにも感動しました。売木村でも活かせるようにがんばりたいと、決意を新たにしました。

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信州の南の端。峠に囲まれた小さな山里、うるぎ村。